▼「多量」が熊本県の阿蘇市、高森町、南阿蘇村、
▼「やや多量」が熊本県の山都町、
▼「少量」が大分県の佐伯市、豊後大野市、宮崎県の延岡市、高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町です。
また、火口から南東方向のおよそ10キロまでの範囲では、小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるということです。
「多量」の降灰が予想される範囲では、不要な外出や車の運転は控えてください。
「やや多量」の降灰が予想される範囲では、傘やマスクなどで対策をして徐行運転を心がけるほか、小さな噴石の落下が予想される範囲では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。
積もる量がわずかでも、社会生活に深刻な影響が出るおそれがあります。 火山灰が降る量が多い場合、近くの頑丈な建物に移動するようにしてください。 気象庁によりますと、積もった火山灰の厚さが0.1ミリ以上1ミリ未満の場合には、ぜんそくなど呼吸器に疾患のある人は症状が悪化するおそれがあります。 また、道路の白線が見えにくくなり車は徐行運転が必要になり、航空機や鉄道は運転できなくなる可能性もあります。 さらに、1ミリ以上積もるような場合は、健康な人でも目や鼻、のどなどの呼吸器に異常を訴える人が出始めます。 また、降ってくる火山灰や、積もった火山灰が巻き上げられ視界が悪くなるため、通行規制や速度制限が発生するおそれがあるほか、送電施設に付着して停電が発生したり、浄水場で水が浄化できなくなり給水が停止するなどライフラインにも影響が出るおそれがあります。
火山灰への注意点