都は
今月25
日から
来月30
日までを「
基本的対策徹底期間」としています。
この間の
飲食店以外への
対応は
以下のとおりです。
<飲食店以外の施設>
対象は劇場や映画館、集会場や公会堂、展示場や文化会館、デパートなどの商業施設、ホテルや旅館、体育館などの運動施設、パチンコ屋などの遊技場、博物館や美術館、漫画喫茶などの遊興施設、学習塾などです。
これらの施設に対しても営業時間の短縮は求めません。業種別ガイドラインの順守など基本的な感染防止対策を徹底するよう協力を依頼します。また、大人数や長時間におよぶ飲食、飲酒など、感染リスクの高い行動を避けるよう利用者への注意喚起を求めます。カラオケ設備を提供する場合は利用者の密を避けることや、こまめな換気、それにマイクの消毒などを求めます。
<学校などの施設>
対象になるのは幼稚園、保育所、小学校、中学校、高校、大学、介護老人保健施設などです。発熱などの症状がある人の登校や活動への参加自粛の徹底を求めます。また、懇親会や飲み会などについて注意喚起を徹底するよう協力を依頼します。
<イベント>
午後9時までとしていた開催時間の制限は解除されます。今月31日以降は大声の歓声や声援があるものは収容の上限を定員の半分まで可能とします。
大声がないものは
▽定員が5000人以下は定員いっぱいまでの収容を可能とするほか
▽5000人から1万人以下は5000人まで
▽1万人以上は定員の半分まで
それぞれ可能とします。
<都民に対して>
▽外出は少人数で混雑している場所や時間を避けて行動すること
▽帰省や旅行・出張など都道府県間の移動に際しては、基本的な感染防止対策を徹底し特に大人数の会食を控えること
▽路上、公園などにおける集団での飲酒など感染リスクが高い行動を控えることを求めます。
<東京>感染者36人 7日間平均は43.6人
都内では21
日、
新型コロナウイルスへの
感染確認は36
人で、1
週間前の
木曜日より26
人減り5
日連続で50
人を
下回りました。
また、20
日で50
人を
下回った7
日間平均は21
日時点でさらに
減少して43.6
人となりました。
21
日は
東京都のモニタリング
会議が
開かれ、
都内の
感染状況の
警戒レベルは4
段階の
うち上から3
番目のレベルで
維持されました。
専門家は「
感染状況は
改善傾向に
ある」としたうえで「
感染リスクの
高い行動を
引き続き避けるとともに、
基本的な
感染防止対策を
徹底する
必要がある」と
呼びかけました。
また、都内のワクチンの接種状況は19日時点で、全人口のうち
▽1回目を終えた人が72.1%
▽2回目を終えた人が66%でした。
専門家は「感染拡大のリスクが高くなる冬に備えて、接種をさらに推進する必要がある」としています。そして「2回接種したあとも感染する可能性があり、軽症や無症状でも周囲の人に感染させるリスクがある」と指摘し、ふだん会っていない人との飲食や旅行、その他の感染リスクの高い行動を引き続き避けるよう呼びかけました。
<大阪>“要請解除”決定 25日~ 会食時間は2時間程度まで
大阪府も、
飲食店に対する営業時間短縮の
要請などを
今月31
日の
期限を
待たず25
日から
解除することを
決めました。
大阪府の新型コロナウイルスの対策本部会議は21日午後、府庁で開かれ、担当者が府内では新型コロナの新規感染者の減少傾向が続き、患者用の病床使用率も低下していることなどを報告しました。
これを受けて、今月31日までとしていた飲食店への営業時間の短縮や酒類の提供自粛の要請を今月25日から解除することを決めました。
一方、
大人数での
会食は
感染のリスクが
高いとして
▽府の認証を受けている店は1つのテーブルにつく人数を4人以下に
▽認証を受けていない店は引き続き来店時の人数を4人以下とし
会食の時間はいずれも2時間程度までとするよう要請することを決めました。
府民に対しては認証を受けている店の利用を推奨し、マスク会食を徹底するよう呼びかけるとしています。府内全域で飲食店への時短要請などが解除されるのは去年11月下旬以来、およそ11か月ぶりです。
<大阪>吉村知事「飲食の場はルール守り楽しんで」
大阪府の
吉村知事は
記者会見で「
去年は11
月以降、
冬場に
感染が
増えており
今後、
感染が
拡大する
可能性は
高い。
飲食店への
時短要請などは
解除するが、
次の
波を
大きくしないよう
飲食の
場は
ルールを
守りながら
楽しむようにし、
一人一人の
基本的な
感染対策の
徹底を
お願いしたい」と
述べました。
<京都>“要請解除” 22日~ 飲食店は準備「やっと営業できる」
京都府内では、すべての
市町村で
飲食店などに対する営業時間の
短縮要請が22
日から
解除されます。
臨時休業をしてきた
飲食店では
営業再開に
向けた
準備を
進めています。
宇治市にある鉄板焼きや和食を楽しめる飲食店はことし6月から臨時休業を続けてきましたが、営業時間や酒類の提供時間の短縮要請が解除されることを受けて22日からおよそ5か月ぶりに営業を再開します。
21日は、店長がテーブルの調味料を補充したり、ビールサーバーを掃除したりして再開に向けた準備に追われていました。
22日は深夜1時まで営業する予定ですが、客には会食は1つの席で4人まで、2時間までの利用を呼びかけることにしています。
店長の氷室佑樹さんは「やっと営業できるといううれしさと、外出の機会が減ってきた中でお客さんがどこまで戻ってくるのか分からない不安があります。従業員とお客さんの両方で感染対策を共有して楽しい外食の時間を守っていきたい」と話していました。
<京都>“要請解除” 22日~ 酒店は配送準備「今の状況続いて」
また、
京都市山科区の
酒店では
早速飲食店から
注文が
入り、
ビールなどを
配送する
準備に
追われていました。
この店では先月の酒の販売量は例年の4割ほどに落ち込みましたが、緊急事態宣言の解除や今回の時短要請の解除で徐々に注文が増え、今月は例年の8割程度にまで回復してきているということです。
酒店の龍野英次店主は「今後への期待もコロナに対する不安も両方がある。時短要請が解除になってありがたいが、これから忘年会シーズンでそのころにお酒はだめだとまた言われたらそれもつらい。この今の状況が続いていくことをせつに願っている」と話していました。
<沖縄>“前倒し解除”は見送り 今月末まで要請続ける
一方、
沖縄県は、
飲食店に
求めている
営業時間の
短縮について
前倒しでの
解除を
見送ることを
決めました。
沖縄県は午後5時半ごろから玉城知事も出席して対策本部会議を開き、飲食店に求めている営業時間の短縮を当初予定の今月31日から前倒しして解除するか協議しました。
その結果
▽新規感染者数が下げ止まっていることに加え
▽人口10万人当たりの感染者数は依然として全国最悪だとして
前倒しでの解除は見送り、当初の予定どおり今月末まで要請を続けることを決定しました。
玉城知事は会議後の記者会見で「基本的な感染対策を行いながら過ごすことのできる日常生活を取り戻すためには、あと少し頑張る必要がある。ぜひ一丸となって取り組んでいけるよう、よろしくお願いしたい」と述べました。
<海外では…>英 制限緩和先行も一日の感染者4万人超
一方、
いち早く
制限の
緩和に
踏み切ったのがイギリスです。ことし7
月、
人口の
大部分を
占めるイングランドで
新型コロナ
に関するほぼすべての
規制が
撤廃されました。
しかし、それから3か月がたち感染者は連日、一日4万人を超え、ヨーロッパの各国に比べて感染の再拡大が目立っています。
ジャビド
保健相は
死者や
重症化する
人は
大きく
増えていないとして、
現時点で
新たな
対策には
否定的な
姿勢を
示しています。
ただ、
冬に
向けて
感染がさらに
増え
一日に10
万人に
達する可能性があるとし、
行動規制が
ほぼない
自由な
環境を
維持するためにも
まだワクチンを
接種していない
人は
接種するよう
強く
促しています。
専門家「ウイルスはまだ市中に潜む 段階的に戻すことが重要」
イギリス
など規制を
緩和した
海外の
国で
感染の
再拡大が
見られることについて、
新型コロナウイルス
対策にあたる
政府の
分科会のメンバーで
東邦大学の
舘田一博教授は「イギリスはワクチン
接種が
先行していた
国の
一つだが、
一気に緩めてしまったためにブレイクスルー
感染も
増えて
再び増加してしまった。
幸いなことに
重症者、
死亡者ともに
大きな増加はみられていないが、
感染者数が
増えてしまうと
一定数、
重症者の
再増加が
予想されてしまう。
日本もワクチン
接種は
順調に
進んできているが、
接種率が
上がったからといって
急に
緩めて
しまうと
再増加が
生じてしまう。ワクチンの
接種率を
少しでも
上げるとともに
基本的な
感染対策は
しばらくの
間、
維持することが
必要に
なると
思う」と
指摘しました。
そのうえで「国内では緊急事態宣言が解除されて3週間たっても、まだ減少傾向が続いている。今回はしっかり抑え込むことができているので今は段階的に社会経済を戻していくタイミングだと思うが、一気に緩和してしまうと海外のようなリバウンドが起きる可能性がある。あくまで段階的に慎重に戻していくことが重要だ」と話していました。
また、今後、注意すべき点については「ウイルスは無くなった訳ではなく、まだ市中に潜んでいる。特に会食や飲食の場が常にリスクがあると認識する必要がある。飲食店の第三者による認証システムがしっかり動き出しているのでまずはそういうルールに従うことなるが、マスクを効果的に使うことに加え、換気ができているかや、人数を4、5人までにして滞在時間も短くするなど一人一人が感染リスクを考えて注意して行動することが重要だ」と話していました。
フォルクスワーゲン 去年の販売台数902万台余 前年2.3%下回る
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲンは、2024年の世界での販売台数が前の年を下回る902万台余りとなったと発表しました。トヨタ自動車は去年11月までのグループ全体の販売台数でこれを上回っていることから、5年連続の世界トップとなる見込みとなりました。
資源: NHK
Jan 15, 2025 07:01
LA山火事1週間 15日まで風が強まる予報「特に危険な状況」
アメリカ・ロサンゼルス周辺で続く山火事は発生から1週間となりました。現地では被災者への救済措置の手続きなどを行う「災害復興センター」が開設されるなど生活再建に向けた動きも進む一方で、15日にかけて風が強まるとして当局は最高レベルの警戒を呼びかけています。
資源: NHK
Jan 15, 2025 06:01
三菱UFJ銀行 元行員を逮捕 貸金庫から金塊盗んだ疑い
三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の金品10数億円相当が盗み取られていた事件で、警視庁は支店長代理だった46歳の元行員を金塊およそ20キロ、2億6000万円相当を盗んだ疑いで逮捕しました。FX取引や競馬で多額の損失を出して消費者金融からの借金があったということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
資源: NHK
Jan 15, 2025 05:01
芥川賞作家 李恢成さん死去 89歳
自身のルーツをもとに分断された朝鮮半島の民族の歴史を背景にした作品の数々を手がけてきた芥川賞作家の李恢成さんが今月5日に亡くなりました。89歳でした。
資源: NHK
Jan 14, 2025 17:01
東京女子医大 元理事長 側近が手渡しで資金還流か
東京女子医科大学の施設建設をめぐり資金を不正に流出させたとして、大学の元理事長が背任の疑いで逮捕された事件で、元理事長が、大学のアドバイザーを務める建築士の口座にいったん振り込んだ金を、当時の側近の職員に直接受け取らせ、手渡しで自分に還流させていたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は金の流れが発覚しないようにしていたとみて調べています。
資源: NHK
Jan 14, 2025 11:01
南海トラフ評価検討会「調査終了」 発生可能性高まらず
13日午後9時19分ごろ、日向灘を震源とする地震が発生したことを受けて、気象庁は南海トラフ地震の評価検討会を開きましたが、特段の防災対応を取る必要はないとして、13日午後11時45分に調査を終了したと発表しました。一方、南海トラフ巨大地震が起きる確率は今後30年以内に70%から80%とされ、気象庁はいつ大規模地震が起きてもおかしくないことを意識し、ふだんから地震への備えを進めるよう呼びかけています。
資源: NHK
Jan 14, 2025 04:01
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