岸田総理大臣は18
日夜、インドネシアのジョコ
大統領と
総理就任後初めて電話会談を
行い、インドネシアが
来年、G20=
主要20
か国の
議長国を
務めること
などを
踏まえ、
緊密に
連携して
いくことを
確認しました。
この中で岸田総理大臣は、日本が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」と、ASEAN=東南アジア諸国連合のインド太平洋地域に関する独自構想「アセアン・アウトルック」の実現に向け、協力を進めていきたいという考えを伝えました。
そのうえで「インフラ開発や海上保安、新型コロナ対策などの分野でも連携したい」と述べたのに対し、ジョコ大統領も「両国の連携を一層強化していきたい」と応じました。
そして、インドネシアが来年、G20=主要20か国の議長国を務めることなどを踏まえ、緊密に連携していくことを確認しました。
また両首脳は、地域情勢をめぐっても意見を交わし、岸田総理大臣は、中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みに強く反対していく考えを示しました。