23日の外国為替市場で円相場が1ドル=115円台まで値下がりしました。4年8カ月ぶりの円安ドル高水準です。
23日の外国為替市場ではアメリカのFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長が再任されたことを受けて円安ドル高が進み、1ドル=115円台を付けました。
市場関係者は「アメリカが感謝祭の週で取引が集中し、短期の債券の利回りが急騰したことがドルを買う動きにつながった」とみています。
円安が進むと輸出にはプラスの効果となりますが、輸入では割高になるため、原油などの資源や小麦粉・コーヒーなど食品の国際的な価格が高騰するなかで、家計にとってダブルパンチとなります。