斉藤国交相「私も事務所も一切関与していない」
広島県トラック協会によりますと、関連団体の「広ト協政策研究会」は、先月の衆議院選挙の期間中、会員企業に対し、広島3区から立候補していた公明党の斉藤国土交通大臣が広島市内のホテルで行った個人演説を聴きに行くよう依頼し、参加した複数の従業員に旅費名目で現金を支払っていたということです。
これについて、斉藤大臣は26日の閣議のあとの記者会見で「事務所から当該の団体や広島県トラック協会への金銭の支払いは一切ない。私も私の事務所も一切関与しておらず、関知もしていない」と述べました。
そのうえで「まずは団体から説明されることが必要だ。私もクリーンな政治を実現すると訴えたので、その姿勢はしっかりと貫きたい」と述べ、団体からの説明を待って、みずからの説明責任についてもできるかぎり果たしていく姿勢を強調しました。