3
日午前9
時28
分ごろ
紀伊水道を
震源とする
地震があり、
和歌山県御坊市で
震度5
弱の
揺れを
観測した
ほか東海や
近畿、
四国で
震度4を
観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁は今後1週間程度は同じような揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、3日午前9時28分ごろ、紀伊水道の深さ18キロを震源とするマグニチュード5.4の地震がありました。
この地震で▽震度5弱の揺れを和歌山県御坊市で観測したほか、▽震度4の揺れを三重県熊野市や兵庫県南あわじ市、和歌山県田辺市、徳島県阿南市、香川県さぬき市などで観測しました。
このほか、東海や近畿、四国、九州、それに中国地方の広い範囲で震度3から1の揺れを観測しました。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁は今後1週間程度、特に2、3日は、今回と同程度の強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。
※和歌山県で震度5弱の揺れを観測した地震について、気象庁はデータを詳しく解析した結果、震源の深さを20キロから18キロに更新しました。
各市町村の震度
各市町村の
震度は
以下のとおりです。
▼震度5弱が、和歌山県御坊市。
▼震度4が、三重県熊野市、兵庫県南あわじ市、和歌山県有田市、和歌山県田辺市、和歌山県湯浅町、和歌山県美浜町、和歌山県日高町、和歌山県由良町、和歌山県印南町、和歌山県みなべ町、和歌山県日高川町、和歌山県白浜町、和歌山県上富田町、和歌山県すさみ町、徳島県阿南市、徳島県吉野川市、徳島県美馬市、徳島県那賀町、徳島県美波町、徳島県板野町、香川県さぬき市、香川県東かがわ市。
気象庁 巨大地震可能性 “平常時より高まりなし”
今回の
地震の
震源について、
気象庁は
海側のプレートが
沈み
込んでいる
上にある
陸側のプレートの
内部で
起きたとしています。
その上で、「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険性が高まっている可能性があり、今後の地震活動に注意するとともに、今後、1週間程度は最大震度5弱程度の揺れを起こす地震に注意してほしい。特に、地震発生から2、3日程度は規模の大きな地震が起きることが多くある」と呼びかけています。
また、今回の地震は、南海トラフの巨大地震が想定されている領域の中で起きていますが、これについては「この地震は地殻内で発生しており、プレートの境界で起きる南海トラフ巨大地震とはメカニズムや規模が異なる。巨大地震が発生する可能性が平常時より高まっているとは考えていない」と説明しています。
和歌山県で震度5弱の揺れ観測 3月15日以来
気象庁によりますと
和歌山県で
震度5
弱の
揺れを
観測したのはことし3
月15
日に
和歌山県北部を
震源とするマグニチュードは4.6の
地震以来です。
このときは和歌山県湯浅町で震度5弱の強い揺れを観測しました。
政府 情報連絡室を設置
和歌山で
震度5
弱の
揺れを
観測した
地震を
受けて、
政府は、
午前9
時半に、
総理大臣官邸の
危機管理センターに
情報連絡室を
設置し、
情報収集と
警戒にあたっています。
松野官房長官「今後1週間程度は最大震度5弱程度の地震の可能性」
松野官房長官は
閣議のあとの
記者会見で「
山梨県大月市で
最大震度5
弱の
強い揺れが
発生したが
人的被害、
建物への
被害などの
報告は
受けていない。
また、
和歌山県御坊市で
震度5
弱の
強い揺れが
発生し、
警察や
消防を
中心に
情報収集中だが、
現時点で
大きな被害の
報告は
受けていない」と
述べました。
その上で「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどが起きやすくなっている可能性があり、今後1週間程度は最大震度5弱程度の地震が起きる可能性がある」と述べ、注意を呼びかけました。
金子総務相「現時点で被害情報入っていない」
金子総務大臣は
記者会見で「
現時点で、
通信、
放送関係、
郵便関係、
また人的被害、
住家被害の
情報は
入っていないが、
引き続き、
情報収集に
全力をあげたい。
総務省消防庁に
災害対策室を
設置し、
山梨県、
和歌山県に
迅速な
被害把握など、
適切な
対応を
取るよう
要請した」と
述べました。
専門家「南海トラフ巨大地震とは規模が異なる」
和歌山県で
震度5
弱の
揺れを
観測した
地震について、
防災科学技術研究所の
平田直参与は、「
今回の
地震はフィリピン
海プレートと
呼ばれる
海底の
岩盤が
陸の
岩盤の
下に
沈み
込んでいる
場所か、
それより
浅い場所で
発生したとみられ、
日ごろから
地震活動が
活発な
地域だ」と
述べました。
そのうえで「今回の地震はマグニチュードが5.4と、想定されている南海トラフ巨大地震とは規模が異なる。今後、1週間程度は同じ規模の揺れを伴う地震が起きるおそれがあり、注意が必要だ」と話しています。
地価調査 上昇率上位は沖縄 北海道 熊本 全国的に上昇基調
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Source: NHK
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