「野球ひじ」を早期に発見し重症化を防ぐ検診行われる　山形 - Easy News

ボールの投なげすぎなどが原因げんいんでひじを痛いためてしまう「野球やきゅうひじ」を早期そうきに発見はっけんし重症じゅうしょう化かを防ふせごうと山形やまがた市しで中学ちゅうがく生せいなどを対象たいしょうにした検診けんしんが行おこなわれました。

「野球やきゅうひじ」は、ボールの投なげすぎなどが原因げんいんでひじを痛いためてしまうけがで、重傷じゅうしょうの場合ばあい、日常にちじょう生活せいかつにも支障ししょうをきたすこともあります。

検診けんしんは、山形やまがた大学だいがく医学いがく部ぶなどが20年ねん前まえから小学生しょうがくせいや中学生ちゅうがくせいを対象たいしょうに毎年まいとし行おこなっていて、去年きょねんは新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで中止ちゅうしとなりましたが、4日にち、山形やまがた市しのきらやかスタジアムで2年ねんぶりに行おこなわれました。

中学生ちゅうがくせいと高校生こうこうせいおよそ140人にんが受診じゅしんし、関節かんせつに痛いたみや違和感いわかんがないかを問診もんしんで確認かくにんし、超ちょう音波おんぱを使つかって関節かんせつの状態じょうたいを調しらべていました。

このあと、負担ふたんの少すくない身体しんたいの使い方つかいかたや、ストレッチのやり方やりかたを学まなびました。

検診けんしんを受うけた選手せんしゅは「今いまは痛いたみなどはないが、2年ねん前まえの野球やきゅうひじが治なおっていないと言いわれた。しっかり治なおして来きシーズンも頑張がんばりたい」と話はなしていました。

検診けんしんに参加さんかした山形やまがた県立けんりつ保健ほけん医療大いりょうだい学がくの医師いしの村むら成幸しげゆき教授きょうじゅは「20年ねん前まえと比くらべ障害しょうがいの見みつかる選手せんしゅは少すくなくなっている。なるべく早はやく見みつけて未然みぜんに防ふせぐことで、楽たのしく野球やきゅうをやってもらいたい」と話はなしていました。

検診けんしんは5日にちも行おこなわれ小しょう学生がくせい230人にんが受うける予定よていだということです。

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