現場の住宅は老朽化が進み内部の状況の証拠化も終わったとして、警視庁が遺族に取り壊しを打診し話し合いが続けられています。
入江さんは「壊してしまいたいという気持ちもある一方、そのまま壊してしまっていいのかすごく葛藤する思いもある。負の記憶をどう刻むのか皆さんと考えていきたい」と語りかけていました。
2000年、平成12年の大みそか、東京 世田谷区の住宅で会社員の宮沢みきおさん(44)、妻の泰子さん(41)、長女のにいなちゃん(8)、長男の礼くん(6)の一家4人が殺害されているのが見つかった事件は未解決のまま発生からまもなく21年になります。
現場の住宅は老朽化が進み内部の状況の証拠化も終わったとして、警視庁が遺族に取り壊しを打診し話し合いが続けられています。
入江さんは「壊してしまいたいという気持ちもある一方、そのまま壊してしまっていいのかすごく葛藤する思いもある。負の記憶をどう刻むのか皆さんと考えていきたい」と語りかけていました。