世田谷一家殺害事件から21年被害者遺族がオンラインで講演 - Easy News

東京とうきょう世田谷せたがや区くで一家いっか4人にんが殺害さつがいされた事件じけんからまもなく21年ねんです。4日にち、被害ひがい者しゃの遺族いぞくがオンラインで講演こうえんし「なぜ助たすけることができなかったのか自分じぶんを責せめることもあった」などと心境しんきょうを語かたりました。

2000年ねん、平成へいせい12年ねんの大おおみそか、東京とうきょう世田谷せたがや区くの住宅じゅうたくで会社かいしゃ員いんの宮沢みやざわみきおさん（44）、妻つまの泰子やすこさん（41）、長女ちょうじょのにいなちゃん（8）、長男ちょうなんの礼れいくん（6）の一家いっか4人にんが殺害さつがいされているのが見みつかった事件じけんは未み解決かいけつのまま発生はっせいからまもなく21年ねんになります。

4日にち、泰子やすこさんの姉あねで当時とうじ、事件じけん現場げんばの隣となりに住すんでいた入江いりえ杏あんずさんがオンラインで講演こうえんし「なぜあの子こたちを助たすけることができなかったのか考かんがえ自分じぶんを責せめたこともあった。6年間ねんかんは事件じけんのことを話はなすことができなかったが周まわりに後押あとおしされて語かたる意味いみを感かんじた」などと話はなして遺族いぞくとしての苦悩くのうや気持きもちの変化へんかを打ち明うちあけていました。

現場げんばの住宅じゅうたくは老朽ろうきゅう化かが進すすみ内部ないぶの状況じょうきょうの証拠しょうこ化かも終おわったとして、警視庁けいしちょうが遺族いぞくに取り壊とりこわしを打診だしんし話し合はなしあいが続つづけられています。