19
歳の
女子高校生が
滋賀県守山市の
アパートで
死亡しているのが
見つかり、
男女2
人が
誘拐の
疑いで
逮捕された
事件で、
女子高校生の
死因は
薬物中毒だったことが
分かりました。
室内からは
睡眠薬などおよそ100
錠分の
空のパッケージが
見つかり、
警察がいきさつを
調べています。
12日、滋賀県守山市のアパートで京都市の女子高校生、篠原聖奈さん(19)が死亡しているのが見つかり、いずれも無職でこのアパートに住む入江公史郎容疑者(38)と岐阜県関市の金城え夢容疑者(21)の2人が、未成年者誘拐の疑いで逮捕されました。
女子高校生に目立った外傷はなく、警察が13日、遺体を詳しく調べた結果、死因は薬物中毒だったことが分かりました。
警察によりますと、室内からは睡眠薬などおよそ100錠分を取り出した空のパッケージが見つかっているということです。
3人はSNSで知り合ったとみられ、金城容疑者が「知り合いの男の家にいるけど来ないか」などと電話で呼び出し、容疑者2人が車で女子高校生の自宅近くに迎えに行ったとみられていて、警察が死亡までの詳しいいきさつを調べています。
調べに対し、金城容疑者は誘拐の容疑を認め、入江容疑者は否認しているということです。
現場アパート所有の男性「容疑者はこのところ家賃滞納」
現場のアパートを
所有する
男性によりますと
入江容疑者はこのところ
家賃を
滞納していたということです。
男性は「アパートの管理会社を通じて聞いたところ、『カメラマンの仕事をしていたがコロナで仕事がなくなり支払えなくなった』ということでした。ごみ捨ての姿を見たことはありますが、声はかけたことはなく、事件が起きたと聞き驚いています」と話しています。