イギリスでは毎年恒例となるエリザベス女王のクリスマスメッセージが放映され、今年亡くなった夫のフィリップ殿下を悼みました。
エリザベス女王は25日に放映されたクリスマスメッセージで「世界中から送られた彼に対する賛辞や愛が私にとって慰めになっている」と感謝の気持ちを告げました。
73年にわたり女王とともに過ごした夫のフィリップ殿下は今年4月、99歳で亡くなりました。
女王が着用していたブローチは1947年の新婚旅行やかつての結婚記念日につけていたものだということです。
クリスマスメッセージで女王が家族への思いについて直接触れるのは珍しく、現地メディアは「これまでで最も心を揺さぶり、最も個人的なものだった」と伝えました。