ビザ(査証)なしで入国できる国・地域の数に基づき、世界各国のパスポート(旅券)を比較したランキングの最新版では、日本とシンガポールが依然トップに立っています。
ランキングは英コンサルティング会社、ヘンリー・アンド・パートナーズが2006年以降、業界団体の国際航空運送協会(IATA)からのデータに基づき、随時更新してきました。
世界199カ国のパスポートについて、ビザなし、または到着ビザ制度で入れる渡航先を調べ、その数を各国のスコアとします。
一時的な渡航制限を考慮しないスコアでは、日本とシンガポールが192で依然トップです。最下位はアフガニスタンで、事前のビザ申請なしで入れるのが26カ国にとどまっています。
2位は韓国とドイツでスコアが190、3位はフィンランド、イタリア、ルクセンブルク、スペインでスコア189です。
上位にはこれまで通り、欧州連合(EU)諸国が並びました。フランス、オランダ、スウェーデンとオーストリア、デンマークが188で4位、アイルランドとポルトガルが187で5位に入っています。