アフガニスタン
南部に
ある政府の
情報機関の
近くで
爆発物を
積んだ
車が
爆発し、
これまでに
市民など20
人以上が
死亡しました。
反政府武装勢力タリバンが
犯行声明を
出し、
今月28
日に
行われる
大統領選挙を
前に
治安がさらに
悪化する
懸念が
高まっています。アフガニスタン
南部のザーブル
州で19
日午前、
政府の
情報機関「
国家保安局」の
建物の
近くで
爆発物を
積んだ
車が
爆発しました。
州政府によりますと、この爆発で近くにあった病院の建物や住宅が大きく壊れ、これまでに市民など20人以上が死亡し、80人以上がけがをして病院で手当てを受けているということです。
爆発のあと、反政府武装勢力タリバンが「政府の情報機関の建物をねらって自爆テロを行った」として犯行を認める声明を発表しました。
タリバンは17日にも首都カブールやその北にあるパルワン州で起きた爆弾テロでも犯行声明を出しています。
アフガニスタンでは今月28日に行われる大統領選挙を前にタリバンが選挙を妨害すると警告しており、治安がさらに悪化する懸念が高まっています。