米国の学生が公共の場でこれまで以上に電子たばこの煙にさらされている実態が明らかになりました。米医学誌JAMAで発表された調査報告によれば、学生の約3人に1人が昨年、電子たばこの煙を間接的に吸っていました。これは過去数年の約4人に1人の割合から上昇しています。
電子たばこのエアロゾルを間接的に吸う学生の割合が増加していることについて、研究者からは、若年層でポッド式などの電子たばこの利用が増えている可能性や、「禁煙」の方針よりも「禁電子たばこ」の方針を取る場所が少ない可能性、公共の場で他人に対して電子たばこの使用に反対する姿勢を進んで示す人が少ない可能性が示唆されています。