やせ衰えた姿でスリランカの祭りに酷使されていたと伝えられ、世界に衝撃を与えた70歳のゾウが死にました。このゾウの写真を公開した保護団体が、フェイスブックへの投稿で明らかにしました。
やせ衰えたゾウの写真は、タイを拠点とする保護団体「セーブ・エレファント財団(SEF)」がゾウたちの窮状を訴える目的で8月に公開していました。
写真のゾウは、同国のキャンディで毎年開かれる「ペラヘラ祭り」に出演する70歳のメスのティキリです。毎年10日間連続で、騒音や花火や煙に包まれてパレードに参加していたということです。
SEFは、スリランカ国内の関係者を通じてティキリの死を知ったということです。