일본어 뉴스: 古代ペルシャの文化財対立深まる米からイランに返還

古代こだいペルシャの文化財ぶんかざい対立たいりつ深ふかまる米べいからイランに返還へんかん

Oct 3, 2019 08:10

Furigana

2500年ねんほど前まえのくさび形がた文字もじが刻きざまれた古代こだいペルシャの文化財ぶんかざいが、保管ほかんされていたアメリカの大学だいがくからイランに返還へんかんされ、一般いっぱん公開こうかいが始はじまりました。アメリカとイランをめぐっては、対立たいりつが深ふかまっているだけに市民しみんの間まからは「関係かんけい改善かいぜんにつながってほしい」といった声こえが聞きかれました。返還へんかんされたのは、世界せかい遺産いさんにも登録とうろくされているペルシャ帝国ていこくの都とであるペルセポリスの遺跡いせきで1930年代ねんだいに発掘はっくつされた1700余あまりの粘土ねんど板いたです。

当時とうじ、発掘はっくつに携たずさわったアメリカのシカゴ大学だいがくが学術がくじゅつ研究けんきゅうのためにアメリカに持ち帰もちかえって保管ほかんしていましたが、イラン政府せいふからの要望ようぼうを受うけてこのたび返還へんかんされ、２に日にち、首都しゅとテヘランにある国立こくりつ博物館はくぶつかんで一部いちぶが一般いっぱんに公開こうかいされました。

粘土ねんど板ばんは今いまから2500年ねんほど前まえのアケメネス朝あさペルシャの時代じだいのもので、くさび形がた文字もじが刻きざまれています。シカゴ大学だいがくにはまだ数すう千せんの粘土ねんど板ばんがあるとしていて、イラン政府せいふは引き続ひきつづき返還へんかんを求もとめていくと同時どうじに、シカゴ大学だいがくと協力きょうりょくして、くさび形がた文字もじの解読かいどくを進すすめ、歴史れきしをより明あきらかにしたいとしています。