香港メディアによりますと、
香港政府は、
行政長官が、
議会の
承認を
経ずにさまざまな
規則を
設けることが
できる「
緊急状況規則条例」を
発動し、
抗議活動に
参加する
際にマスク
などで
顔を
隠すのを
禁止することを
決めました。
日本時間の
午後4時から
林鄭月娥
行政長官が
記者会見して
発表することにしています。「
緊急状況規則条例」は、
議会にあたる
立法会の
承認を
経ずに、
行政長官の
判断でさまざまな
規則を
設けることが
できるもので、
発動されれば、1967
年のイギリスの
植民地時代に
市民が
暴動を
起こした
時以来です。
抗議活動に参加する市民の多くが身元が特定されるのを防ぐため、マスクやゴーグルなどで顔を隠しており、香港政府としては、これを禁止することで、過激な行為を食い止める狙いがあるとみられます。