重さ200
キロの
鉄製のそりを
人が
引っ張って
速さを
競う「
人間ばん
馬」の
大会が
山形県舟形町で
開かれました。
農耕馬がそりをひいて
競走する「ばん
馬大会」がかつて
開かれていた
舟形町では、
地元の
商工会が
中心となって
馬に
代わって
人がそりを
引く大会を
4年前から
毎年開催しています。
レースは8人1組で行われ、ことしは6チームが参加し、重さ200キロの鉄製のそりをひきながら100mほどのコースを走りました。
コースには、土を盛り上げて作った高さ80センチと2mの2つの丘が行く手を阻むように設けられ、選手たちは5日の雨で軟らかくなった地面に足を取られながらも懸命にそりを引き、会場から盛んな声援が送られていました。
上位3チームによる決勝の結果、舟形町の隣にある山形県新庄市のチームが優勝し、代表の小島睦哉さんは「うれしいです。チームのみんなと一致団結した結果だと思います」と話していました。
大会を企画した実行委員会の富樫庸輔委員長は「県内各地から参加してもらい交流を深められました。地域の活性化につなげていきたいです」と話していました。