神戸市立の
小学校の
4人の
教諭が
同僚に
悪質ないじめをしていた
問題で、
教諭は
激辛の
カレーなどを
同僚に
繰り返し
食べさせていただけでなく、
その様子を
授業中に
児童に
話していたことが
分かりました。
教育委員会は、いじめの
状況を
詳しく
調べています。
神戸市の
市立東須磨小学校では、30
代の
男性教諭3人と40
代の
女性教諭1人の
合わせて
4人が、
同僚の20
代の
男性教諭に対し、
羽交い締めにして
激辛の
カレーを
無理やり
食べさせる
など、
悪質ないじめをしていたことが
明らかになっています。
市の教育委員会のこれまでの調査では、加害者の4人の教諭は、カレーを無理やり食べさせる様子をスマートフォンで撮影していたということです。
さらに、ほかの激辛の料理を無理やり食べさせるなど、執ようにいじめを繰り返していただけでなく、4人のうちの複数の教諭は去年の夏ごろ、その時の様子を授業中に児童に話していたということです。
教育委員会によりますと、いじめの現場には4人以外の教諭も同席していたことがあったものの、いじめをやめさせたり校長に報告したりはしていませんでした。
教育委員会は、関係者から話を聞き、当時の状況をさらに詳しく調べることにしています。
無理やりカレー食べさせる映像
NHKが関係者から入手した動画には、いじめを受けていた20代の男性教諭が、問題の4人のうちの2人から無理やりカレーを食べさせられている様子がうつっています。
この中では、羽交い締めにされた男性教諭が「僕は辛いのは好きじゃないんです」と訴えています。
しかし、加害者の女性教諭がカレーを食べさせようとスプーンを近づけ、別の教諭は理由はわかりませんが「勝った」と叫んでいました。
次の動画では、被害者の教諭が無理やりカレーを口に入れられたあと室内を走り回る様子がうつっていて、周りからは笑い声も聞こえていました。