吉野さんの妻「ふだんとは別人のように思いました」 - Easy News

ノーベル化学かがく賞しょうに選えらばれた吉野よしの彰あきらさんの妻つまの久美子くみこさんと娘むすめの裕子ゆうこさんが９きゅう日にち夜よる、神奈川かながわ県けん藤沢ふじさわ市しの自宅じたくで取材しゅざいに応おうじ、喜よろこびを語かたりました。妻つまの久美子くみこさんは、吉野よしのさんからの電話でんわで受賞じゅしょうを知しったということで、「主人しゅじんから電話でんわで『まだ秘密ひみつの段階だんかいだから関係かんけい先さきに電話でんわしてくれ』と言いわれ、賞しょうをとれたのだなと思おもいうれしかったです。テレビのニュースで夫おっとの顔かおが大おおきく出でて、その下したに『ノーベル賞しょう』という文字もじがあったときには、ふだんとは別人べつじんのように思おもいました」と受賞じゅしょうを知しった時ときのことを振り返ふりかえりました。

日頃ひごろの様子ようすについては「研究けんきゅう者しゃとしての雰囲気ふんいきは家いえの中なかでは全まったく見みせないです。ふだんは家事かじも一切いっさいせず、口くちかずが少すくなくテレビを見みながらごろごろしていることが多おおいですね」と笑顔えがおで語かたりました。

そのうえで「結婚けっこん当初とうしょは、研究けんきゅう者しゃではなくてサラリーマンと結婚けっこんした気持きもちだったので、ノーベル賞しょうなどつゆほども思おもっていませんでした。長ながい研究けんきゅうの過程かていではいろんなことがあったと思おもいますが辛抱強しんぼうづよく乗り越のりこえてきたたまものかと思おもうと、『頑張がんばったね』『よかったね』と言いってあげたいです」とねぎらっていました。