北九州市のファストフード
店で
中学生2
人が
殺傷された
事件で
逮捕された43
歳の
容疑者は、
警察が
逮捕前に
行動を
確認していた
数日間、
一度も
外出せず、
訪問があった
場合も
ほとんど応じていなかったことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
警察は
容疑者が
事件後、
周囲との
接触を
避けていた
可能性もあるとみて
調べています。
今月14日の夜、北九州市小倉南区のファストフード店で、中学3年の中島咲彩さん(15)が刃物で刺されて死亡し、一緒にいた15歳の男子生徒が負傷した事件では、近くに住む無職、平原政徳容疑者(43)が男子生徒に対する殺人未遂の疑いで逮捕されました。
警察によりますと調べに対し「確かにその行為を私はしました」と供述しているということです。
警察は、防犯カメラ100台以上を解析して容疑者を特定し、今月17日から逮捕までの数日間、自宅周辺で行動の確認を続けたということですが、この間、容疑者は一度も外出せず、訪問があった場合もほとんど応じていなかったことが捜査関係者への取材でわかりました。
逮捕当日も警察の呼びかけに応じず、捜査員が窓を割って突入したということです。
近所の住民によりますと事件の前は、日常的に外出したり散歩したりする姿がみられたということで、警察は容疑者が事件後、周囲との接触を避けていた可能性もあるとみて調べています。