22日午前2時半ごろ、柏市に住む66歳の男性から「家に侵入してきた何者かともみ合いになった」と110番通報がありました。
警察によりますと、男性は1人暮らしで、住宅の1階で風呂に入っていたところ物音がしたため、2階に向かい鉢合わせたということです。
男性は首を絞められるなどして軽いけがをしました。
男性は「話し声が聞こえた」と説明していて、押し入ったのは2人組の可能性があり、1人は身長が1メートル60センチから65センチほどの男で、上下黒色の服を着て、覆面をしていたということです。
また、22日午前5時すぎ、千葉県旭市でも男が住宅に押し入り、この家に住む69歳の男性を刃物のような物で刺して逃走しました。
警察によりますと男性は病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
男性は、寝ていたところ「ドン」という音に気づき様子を見に行って鉢合わせ、一緒に暮らす妻は「夫が『ガラスを割って入ってきた』と言っていた」と説明しているということです。
逃げた男は身長1メートル80センチほどで、上下黒色の服装、茶髪だったということです。
警察はいずれについても強盗傷害事件として捜査しています。
2件の現場は直線距離で50キロ以上離れていますが、警察は関連がないかや一連の闇バイトを実行役とした事件との関わりについても調べることにしています。
旭市の現場近くの住民「気をつけないと」
旭市の現場近くに住む80代の男性は「パトカーが早朝に回っていて、警察官にも何かありませんでしたかと聞かれた。窓ガラスを割って侵入されたということで、近くではこうした事件がなかったので気をつけないといけないと思っている」と話していました。
また、近くに住む女性は「朝5時ごろにパトカーや救急車の音が聞こえました。近くで泥棒が入ったのはこわい」と話していました。