室温が28度、湿度が70%はエアコンをONにする目安です。
熱中症対策に詳しい帝京大学医学部附属病院高度救急救命センターの三宅康史センター長は「エアコンを使う時には『設定温度』ではなく実際の『室温』が重要です。部屋に温度計を置き、室温や湿度を気にしておくことが大切です。複数の人がいる場合、いちばん「暑がりの人」にあわせて温度を決めましょう。寒いと感じる人は靴下をはき、上着を羽織るなどして対策してください」と話しています。
2. 意識はある? 3. 自分で水が飲める? 4. 症状が改善したか? 暑いところにいた人が体調不良になったら熱中症を疑いましょう。 意識がなければすぐに119番。待っている間は涼しい場所に移動して服を緩めて体を冷やしてください。 意識がある場合も涼しい場所に移動して体を冷やし、自分で水が飲めるようなら冷水やスポーツドリンクなど水分や塩分を与えてください。 自分で水を飲めない場合や水を飲んでも症状が改善しない場合は、状況を知っている人が病院に付き添ってあげてください。
覚えておきたい応急処置