米ヨセミテ国立公園でクマが車にはねられて死ぬ事故が後を絶ちません。同公園のレンジャーは、死んだ子に寄り添う母グマの写真をウェブサイトやフェイスブックに掲載し、公園内を走る車に徐行を呼びかけました。
「車にはねられ、道路わきで死んだクマ。悲しいことに、日常的になっている」。ブログの中でレンジャーはそう記し、死骸を餌にする別の動物が車にはねられるのを防ぐため、クマの死骸の場所を突き止めて道路から撤去した時の様子を報告しました。
同公園内には約300~500頭のアメリカクロクマが生息します。ラズベリーのシーズンを迎えた今はクマたちの活動が最も活発になり、餌を求めて開発地に出没し、人に近づくクマも急増しているということです。