このうちアップルは、高速・大容量の通信規格、5Gに対応したiPhoneの販売が好調で、最終的な利益が217億4400万ドル、日本円で2兆3000億円余りと前の年の同じ時期から93%増えて、6月までの3か月間の決算としては過去最高益となりました。
グーグルを傘下に置くアルファベットは、アメリカをはじめ各地で経済活動が再開し、インターネット広告の売り上げが回復したことなどから、最終的な利益が185億2500万ドル、2兆円余りと、2.6倍以上に伸びました。
マイクロソフトはクラウド事業が好調だったことなどから最終的な利益が46%増えて164億5800万ドル、日本円で1兆8000億円余りでした。
アメリカでは、新型コロナウイルスの感染拡大後、巨大IT企業のひとり勝ちとも言える状況が続いていますが、独占的な立場を利用して競争を妨げているという批判も強まっています。