出入国在留管理庁は、去年までの5年に日本で生まれて、国籍がないままだった外国人の子ども305人について、どうして国籍がないか調べました。
76%の232人は、国籍を証明するパスポートや、子どもが生まれたことを知らせる書類を親などが役所に出していませんでした。63人は、国籍を取るために一度国へ帰って書類を出さなければならないことがわかりました。
このため、80%に近い236人は足りなかった書類を出したり、一度国へ帰ったりして、今年4月までに国籍を取ることができました。
出入国在留管理庁は、わからないことは相談して、子どもの国籍を取るために必要なことをしてほしいと言っています。