台風10
号の
接近を
受けて、
先月大規模な
土石流で
被災した
静岡県熱海市の
伊豆山地区の
住民からは、
不安を
訴える声が
聞かれました。
このうち沿岸部の地域で経営するクリーニング店に土砂が流れ込む被害を受けた60代の女性は「店のシャッターが壊れ、このままでは雨風をしのげないので、板やブルーシートで補強しています。台風で大きな被害が出ないが心配です」と話していました。
また、土石流で被害を受けた両親の自宅で作業を手伝っていた伊豆山地区の40代の女性は「土石流で家のシャッターが壊れてしまったため、雨水が流れ込まないようにこれからブルーシートで覆います。向かい側の住宅は土砂が流れ込んで傾いていて、倒壊しないか心配です」と話していました。
熱海市では土石流で被災した地区の住民に、7日午後にも避難指示を出す方向で検討しているということです。