名古屋市の
河村市長は、
今月4
日、ソフトボール
日本代表チームの
メンバーから、
金メダル獲得の
報告を
受け、メダルを
首にかけてもらった
際、
突然マスクを
外してメダルをかみ、
翌日「
極めて不適切な
行為で
猛省すべきと
痛感している」と
述べて
陳謝しました。
これについて、名古屋市には10日までに少なくとも7200件余りの苦情などが寄せられたということです。
こうした中、名古屋市は、今月15日に市が開催する東京パラリンピックの聖火の採火イベントを、河村市長が欠席すると発表しました。
欠席の理由について、市は河村市長がメダルをかんだことなどに多くの苦情や意見が寄せられていることを考慮したと説明していて、イベントには副市長が代理で出席するということです。
また、名古屋市は、同じ日の夜に県庁で行われる県内の聖火を集める式典についても、河村市長に代わって名古屋市障害者団体連絡会の橋井正喜会長が、市の代表として出席すると発表しました。
これについて名古屋市は、パラリンピックの性格上、橋井会長が地域の代表としてふさわしいと判断したと説明しています。