新しいコロナウイルスがうつった人が増えたため、入院できなくて家にいる人が多くなっています。家では「パルスオキシメーター」という指につける機械で血の中の酸素を調べることが大切です。
血の中の酸素が96%以上のときは「軽症」で、息は苦しくありません。93%から96%は「中等症1」で、息が苦しくなったり肺の病気になったりしています。93%以下は「中等症2」で、自分で息をすることが難しくなります。今は「中等症」でもすぐに入院することが難しくなっています。
医者の竹田晋浩さんは「酸素の濃度が下がっていなくても、息が苦しくて、酸素を吸う機械が必要なことがあります。でも、血の中の酸素が95%より低くなっていないか、1日に何回も調べることがとても大切です」と話しています。