25日、東京パラリンピックの試合が始まりました。水泳の女子100メートルの背泳ぎで、山田美幸選手が銀メダルを取りました。山田選手は14歳で、パラリンピックでメダルを取った日本の選手の中でいちばん若い選手になりました。
生まれたときから両方の腕がなくて足にも障害がある山田選手は、上から2番目に障害が重いクラスの試合に出ました。山田選手は最初トップで泳いでいましたが、シンガポールの選手に抜かれて、2番になりました。
山田選手は「銀メダルを取ることができると思っていなかったのでうれしいです。笑顔で楽しもうと思って泳ぎました」と話していました。
25日は、男子50メートルの平泳ぎで、鈴木孝幸選手も銅メダルを取りました。