政府の
備蓄米の
放出に
向けて、
入札への
参加を
検討している
事業者向けの
説明会が17
日から
始まりました。
初回に
放出される
備蓄米15
万トンは、3
月半ば以降、
事業者に
引き渡される
見通しとなっています。
コメの価格高騰が続く中、政府は2月14日に、集荷業者を対象にした入札を通じて備蓄米21万トンを市場に放出する方針を発表しました。
初回は、このうち15万トンを放出する予定で、17日は農林水産省で、入札への参加を検討している事業者を対象に、参加の要件や必要な手続きに関する説明会が開かれました。
この中では、冒頭、農林水産省の担当者が「迅速かつ的確に円滑な流通が確保できるようご協力をお願いします」とあいさつしました。
入札に参加を希望する事業者は、農林水産省に申し込みをし、要件を満たしているかどうかの審査を受けたうえで入札に臨むことになります。
説明会は18日にオンラインでも開かれることになっていて、入札の具体的な日程や方法などは3月上旬に示されることになっています。
入札が行われたあと、備蓄米が落札した事業者に引き渡されるのは3月半ば以降で、スーパーなどの店頭には、各店舗の在庫の状況などによるものの、3月下旬以降、順次、備蓄米が並び始める見通しです。