働き方改革などを背景に、大手百貨店では来年の初売りを1月2日や3日に遅らせる動きが広がっています。都内では大手の元日営業はなくなります。
高島屋は23年ぶり、大丸・松坂屋は25年ぶりに1月2日の営業を休み、3日を初売りとします。
背景には、働く環境の改善や人材の確保につなげる狙いがあります。
そごう・西武はこれまで元日から営業していましたが、西武池袋本店など4店舗の初売りを2日にします。
一方、そごう横浜店や千葉店などは、地域に根ざした店として正月の買い物や飲食を楽しみにする声が多いことから、元日の営業を続けます。
三越伊勢丹や東武百貨店は2日から営業します。