コメの
価格や
需給について
生産者や
卸売業者などに
聞いた
調査の
結果が
発表され、3
月の
価格に関する指数は
前の
月と
大きく
変わらず、
引き続き価格が「
高い」という
見方が
多くなっています。
JAグループやコメの販売業者などで作る「米穀安定供給確保支援機構」は全国180の生産者や卸売業者などにコメの価格や需給の見方などを聞いていて、4日、3月の調査結果を発表しました。
それによりますと、コメの価格水準について価格が「高い」という見方が強くなるほど100に近づく指数が、3月は前の月に比べて1ポイント低下し94でした。
2012年3月に調査を始めて以降、最も高くなった前回の調査と大きく変わらず、価格は「高い」という見方が多くなっています。
そして、向こう3か月の価格の見通しを示す指数は、前の月に比べて1ポイント高い55でした。
この指数は、前回の調査では前の月に比べて23ポイント低下しましたが、今回は横ばいの結果となっています。
調査した団体では、直近の備蓄米の流通やコメの調達状況などを踏まえ、コメの高値は大きく変わらないという見方が多くなっているとしています。