28日午前9時40分ごろ、八潮市の交差点で道路が陥没してできた直径およそ10メートル、深さが5メートルほどの穴に男性1人が乗ったトラックが転落しました。
警察によりますと、目撃者の話などから、直前に陥没が発生し通りかかったトラックが落ちたとみられるということです。
現在も救助活動続く
事故から15時間余りたった29日午前1時すぎにトラックの荷台部分が大型クレーンで引き上げられましたが、運転席は穴に残されているということで現在も救助活動が続けられています。
【動画19秒 午前1時5分ごろ】つり上げられるトラック
陥没した穴 水たまり 特殊な重機で排水しながら作業
トラックには男性1人が乗っていましたが、消防によりますと、当初、呼びかけに応じていたものの28日午後1時ごろを最後にやりとりができなくなっているということです。
陥没した穴のなかには水がたまっているため、消防は特殊な重機で排水しながら作業を進めることにしています。
道路の陥没の範囲広がる 住民に避難呼びかけ
現場は八潮市役所から300メートルほど離れた交通量の多い交差点で、道路の陥没がやや広がっていることが確認されたため、警察は地中にあるガス管を損傷させるおそれがあるとして、現場から半径およそ200メートルの範囲の住民に対し、市役所に避難するよう呼びかけています。
【動画6秒 午前2時40分ごろ】住民への避難呼びかけ
【動画24秒 午前4時すぎ】市役所に避難する住民
【動画17秒 午前7時前】上空からの陥没箇所