日本相撲協会は29
日、
臨時の
理事会で
大相撲初場所で2
回目の
優勝を
果たした
大関・
豊昇龍の
横綱昇進を
正式に
決め、
第74
代横綱・
豊昇龍が
誕生しました。
横綱の昇進は令和3年名古屋場所後の照ノ富士以来、3年半ぶりです。
この後、東京 台東区の立浪部屋の豊昇龍と師匠の立浪親方のもとに使者を送り、豊昇龍の横綱昇進が正式に決まったことを伝えます。豊昇龍はその場で口上を述べ、横綱としての決意を示します。
横綱の誕生は令和3年名古屋場所後の照ノ富士以来、3年半ぶりで、初場所中に「一人横綱」の照ノ富士が引退し、次の春場所では32年ぶりに番付上横綱がいない横綱空位になる可能性がありましたが、新横綱の誕生で回避されることになります。
豊昇龍はモンゴル出身の25歳。優勝25回の元横綱 朝青龍のおいです。平成30年の初場所で初土俵を踏み、おととしの名古屋場所で初優勝を果たしたあと大関に昇進しました。
初土俵から所要42場所での横綱昇進は、年6場所制が定着した昭和33年以降では6番目の早さとなります。