中居正広氏と
女性との
トラブルをめぐる
一連の
問題でフジテレビは、
これまでの
対応の
責任をとって
社長と
会長が27
日に
辞任し、
副会長も28
日、
第三者委員会の
調査終了後に
辞任する
考えを
示しました。
親会社の社外取締役7人は、新たな経営陣の人選に積極的に関与する姿勢を示していて、経営体制を見直して信頼回復につなげられるかが問われることになります。
フジテレビは27日に港浩一社長と嘉納修治会長が辞任し、28日になって遠藤龍之介副会長も、ことし3月末をめどとしている第三者委員会の報告書提出のあとに辞任する考えを明らかにしました。
今後の経営体制について、親会社の社外取締役7人は「4月をめどにスタートする新たな経営陣の人選は極めて重要だ」として、会社側に、候補者の面談などに必要な情報の提供を求めるなど積極的に関与する姿勢を示しています。
社外取締役らは「徹底した透明性のある経営を実現し、人権を尊重し、社内外から信頼され、会社の信頼回復を実現できる人材を選ぶ必要がある」と指摘しています。
フジテレビは、27日から28日の未明にかけて親会社とともに10時間を超える記者会見を行いましたが、大手企業の間ではコマーシャルを再開する見通しは立っていません。
このため、視聴者やスポンサー企業などが納得のいく形で経営体制を見直し、信頼回復につなげられるかが問われることになります。