サーフィンをする選手の奥にそびえるのは、北方領土の最高峰・爺爺岳です。ロシアサーフィン連盟によりますと、代表候補の選手6人が今月1日からおよそ2週間の予定で、北方領土の国後島で合宿を始めたということです。
選手たちは最初、気温4度、水温2度という環境に戸惑ったようですが、サーフィン連盟は「とても良いトレーニングができている」としています。
「こんなに素晴らしい波があるなんて驚きました。オリンピックのトレーニングに最適です」(ロシア代表候補選手)
地元メディアに対し、サーフィン連盟は「今回の合宿は祖国のサーフポイントを探す出発点だ」と述べるなど、北方領土の実効支配をあらためてアピールしています。