名古屋出入国在留管理局の外国人が入る施設で3月6日、30代のスリランカ人の女性が亡くなりました。国は、亡くなった原因などを調べています。
女性は、日本にいることができる期間が過ぎたあと、おととし1月から法律に違反して日本にいました。去年8月に「スリランカに帰りたい」と警察に言いました。国は女性を施設に入れました。
しかし新しいコロナウイルスの問題で、スリランカに帰ることが難しくなりました。このため、施設を出て日本にいる許可を出してほしいと頼んでいました。
女性は、今年1月の中旬から、吐き気がしたり体がしびれたりしていました。4人の医者が、食道の病気や心の病気かもしれないと考えて薬を出しましたが、女性は亡くなりました。
国は、施設での生活に問題がなかったか、これからも調べることにしています。