立憲民主党の
代表選挙は、
投票日まで1
週間となり、15
日は、4
人の
候補者が
年金を
含む社会保障制度の
あり方について
論戦を
交わしました。
立憲民主党の代表選挙は、来週23日の投票日まで1週間となり、4人の候補者は、15日は仙台市で社会保障制度をテーマに政策討論に臨みました。
野田元総理大臣は「今の公的年金制度の『財政検証』の内容を検証する。給付水準を物価や賃金の上昇率より低く抑える『マクロ経済スライド』の妥当性も含めて検討し、持続可能な年金制度を構築していきたい」と述べました。
枝野前代表は「これからの社会保障は現物給付が重要だ。介護や医療、安心できる保育所などのサービスを提供しなければならない。また、保育や介護などの担い手が希望すれば、結婚や子どもを産み育てることができる収入を得られるようにする」と述べました。
泉代表は「毎月の保険料負担は多少、増えることはあるが、厚生年金の加入者を増やすことに取り組みたい。今よりも少ない月収の人でも厚生年金に入れるようにして将来を安心させる取り組みは必ずやりたい」と述べました。
吉田晴美氏は「保育士や介護士の待遇改善は国がやるべきで、給与を上げていくことは絶対に必要だ。また、家賃も大きな負担で家賃補助により可処分所得を増やすべきだ。時代に合わない保育士の配置基準は改善する必要がある」と述べました。
一方、今回の代表選挙をめぐって、日本維新の会、共産党、国民民主党、れいわ新選組などのほかの野党は、4人のうち誰が選ばれるかによって、次の衆議院選挙での戦い方に影響する可能性があるとみていて行方を注視しています。