米よねエミー賞しょう 真田さなだ広之ひろゆきさん主演しゅえん男優だんゆう賞しょう「SHOGUN 将軍しょうぐん」作品さくひん賞しょう受賞じゅしょう

「SHOGUN 将軍しょうぐん」が作品さくひん賞しょう

アメリカの優すぐれたテレビ番組ばんぐみなどに贈おくられるエミー賞しょうの授賞じゅしょう式しきで、俳優はいゆうの真田さなだ広之ひろゆきさんがプロデュースと主演しゅえんを務つとめたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍しょうぐん」がドラマ部門ぶもんの作品さくひん賞しょうを受賞じゅしょうしました。

「SHOGUN 将軍しょうぐん」は9月つき8日にちに撮影さつえい賞しょうや編集へんしゅう賞しょうなど14の賞しょうを受賞じゅしょうしたほか、15日にちも監督かんとく賞しょう、主演しゅえん男優だんゆう賞しょう、主演しゅえん女優じょゆう賞しょうを受賞じゅしょうしており、ひとつのシーズンの作品さくひんとしてエミー賞しょうで最多さいたの受賞じゅしょう記録きろくを更新こうしんしました。

真田さなだ広之ひろゆきさん 「監督かんとくや諸しょ先生せんせい方かたに心こころより御礼おんれい」

ドラマ部門ぶもんの作品さくひん賞しょうの受賞じゅしょうスピーチで真田さなだ広之ひろゆきさんは「時代じだい劇げきを継承けいしょうして支ささえてきてくださったすべての方々かたがた、監督かんとくや諸しょ先生せんせい方かたに心こころより御礼おんれい申し上もうしあげます。あなた方かたから受け継うけついだ情熱じょうねつと夢ゆめは海うみを渡わたり国境こっきょうを越こえました」と述のべました。

アンナ・サワイさん ドラマ部門ぶもんの主演しゅえん女優じょゆう賞しょう

アメリカの優すぐれたテレビ番組ばんぐみなどに贈おくられるエミー賞しょうの授賞じゅしょう式しきで、俳優はいゆうの真田さなだ広之ひろゆきさんがプロデュースと主演しゅえんを務つとめたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍しょうぐん」で、アンナ・サワイさんがドラマ部門ぶもんの主演しゅえん女優じょゆう賞しょうを受賞じゅしょうしました。

主演しゅえん男優だんゆう賞しょうの真田さなだ広之ひろゆきさん

俳優はいゆうの真田さなだ広之ひろゆきさんは、東京とうきょう出身しゅっしんの63歳さい。

ジャパンアクションクラブの出身しゅっしんで、1970年代ねんだいから80年代ねんだいは「戦国せんごく自衛隊じえいたい」や「里見さとみ八犬伝はっけんでん」などの作品さくひんに出演しゅつえんし、アクションもできる二に枚まい目め俳優はいゆうとして人気にんきを集あつめました。

その後そのご、1990年代ねんだいにかけては映画えいが「麻雀ま-じゃん放浪ほうろう記き」や「病院びょういんへ行いこう」、テレビドラマ「高校こうこう教師きょうし」など、コメディーから恋愛れんあいドラマまで幅広はばひろい役柄やくがらをこなし、演技えんぎ力りょくも高たかく評価ひょうかされました。

2003年ねんに公開こうかいされ、トム・クルーズさんや渡辺わたなべ謙けんさんと共演きょうえんしたハリウッド映画えいが「ラストサムライ」への出演しゅつえん以降いこうは活動かつどう拠点きょてんをロサンゼルスに。

その後そのごも「47RONIN」や「ブレット・トレイン」などハリウッドのアクション映画えいがに武士ぶしやヤクザなど日本人にっぽんじんの役やくで次々つぎつぎと出演しゅつえん、日本にっぽんを代表だいひょうする国際こくさい派は俳優はいゆうとして活躍かつやくしています。

「SHOGUN 将軍しょうぐん」は、ハリウッド作品さくひんでは真田さなださんが初はじめて主演しゅえんとプロデュースを務つとめるドラマで、日本にっぽんから見みてもおかしくない、「本物ほんものの日本にっぽん」を描えがきたいという思おもいから演技えんぎの所作しょさや小道具こどうぐ、衣装いしょうなどを監修かんしゅう、リアリティーのある時代じだい劇げきとアクションシーンが高たかく評価ひょうかされています。

「SHOGUN 将軍しょうぐん」とは

「SHOGUN 将軍しょうぐん」は、1975年ねんに発表はっぴょうされ世界せかい的てきにヒットした、戦国せんごく時代じだいの日本にっぽんが舞台ぶたいの小説しょうせつが原作げんさくの作品さくひんです。

真田さなだ広之ひろゆきさん演えんじる徳川とくがわ家康いえやすをモデルとした架空かくうの武将ぶしょうが、日本にっぽんに漂着ひょうちゃくしてきたイギリス人じん航海こうかい士しと関かかわることで、戦乱せんらんの窮地きゅうちをくぐり抜くぐりぬけ、天下てんか統一とういつを目指めざします。

真田さなださんは主役しゅやくを演えんじるだけでなくプロデュースも務つとめていて、衣装いしょうやたてなど各かく分野ぶんやに通つうじた専門せんもん家かを起用きよう。

これまでのハリウッド映画えいがなどでは日本にっぽんから見みると違和感いわかんがあった描写びょうしゃをあらため、「本物ほんものの日本にっぽん文化ぶんか」を発信はっしんすることが強つよく意識いしきされています。

リアリティーのある演出えんしゅつや迫力はくりょくあるアクションが随所ずいしょに盛り込もりこまれ、激動げきどうの戦国せんごく時代じだいの物語ものがたりを壮大そうだいなスケールで描えがいています。