ラグビー、リーグワンの
三重ホンダヒートは
観客動員数が
伸び悩むなど、
運営面に
課題が
あることを
受けて
再来年に
始まるシーズンから
拠点を
三重県鈴鹿市から
栃木県に
移す方針を
固めたことが
関係者への
取材で
分かりました。
この方針について
チームは19
日にも
発表するということです。
三重ホンダヒートは1960年にホンダ鈴鹿製作所の同好会として発足したラグビーチームです。
リーグワンのディビジョン1に昇格した昨シーズンは12チーム中11位と苦戦しました。
ディビジョン2のチームとの入れ替え戦に勝って残留を決めたものの、レギュラーシーズンに本拠地のスタジアムで行われた7試合の平均入場者数はおよそ3000人と、ディビジョン1の平均の3分の1程度にとどまりました。
伸び悩む観客動員数が運営面の課題となる中、三重ホンダヒートが再来年に始まるシーズンから拠点を栃木県に移す方針を固め、19日にも発表することが、関係者への取材で分かりました。
移転先となる栃木県内には親会社のホンダの事業所や生産拠点があるほか、サッカーJ2の栃木SCが本拠地としているおよそ2万5000人を収容できるスタジアムがあり、より多くの観客動員が見込めるということです。
関係者によりますと、拠点を移した後もチームは三重県を第2の拠点と位置づけてシーズン中に数試合行うほか、ラグビー教室を開くなど活動を続けるということです。