午後6時までの1時間には愛知県が岡崎市雨山町に設置した雨量計で58ミリの非常に激しい雨を観測しました。
午後6時までの48時間の雨量は
▽新島空港で421ミリとすでに平年の7月1か月分の雨量の2倍を上回っているほか
▽神奈川県の箱根町で390.5ミリと平年の7月1か月分の雨量に迫っています。
愛知県と静岡県、伊豆諸島では土砂災害の危険度が高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
前線は次第に北上し活動を強めるため3日にかけて東海や甲信、関東南部、伊豆諸島などすでに大雨になっている地域を中心に雷を伴って激しい雨が降り、特に3日の午前中にかけては1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。 3日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで ▽東海で200ミリ ▽関東甲信と伊豆諸島それに近畿で120ミリ と予想されています。 その後、4日夕方までの24時間の雨量はいずれも多いところで ▽東海で100ミリから200ミリ ▽関東甲信と北陸それに近畿と九州北部で100ミリから150ミリ ▽伊豆諸島で50ミリから100ミリ と予想されています。 気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。 さらに、4日から5日ごろにかけては日本海側付近で前線の活動が活発化するため、西日本と東日本の日本海側を中心に大雨となるおそれがあり今後の情報に注意が必要です。
雨がいったん弱まっているところでも、夜間や明け方に再び急激に強まり一気に状況が悪化するおそれもあります。 あらかじめハザードマップなどを確認して危険が差し迫る前に避難するなど早めの安全確保を心がけてください。
雨の見通しは?
暗い間に状況悪化も 早めの安全確保を