アップルは、毎年、開発者向けのイベントをカリフォルニア州で開いてきましたが、ことしは新型コロナウイルスの影響で、初めてオンラインで開催しています。
このなかでアップルは、パソコンの「Mac」について、心臓部にあたるプロセッサーをこれまでのインテル製から2年ほどかけて自社で開発したものに切り替えると発表しました。
アメリカのメディアは、これによってアップルは、インテルの技術開発を待つことなく自社のペースで製品を開発できると伝えています。
イベントではこのほか、「iPhone」の画面でアプリを整理しやすくする機能や、腕時計型の「アップルウォッチ」で手洗いの時間を計測できる機能を順次、導入することを明らかにしました。
アップルの経営トップ、ティム・クックCEOは「われわれがイノベーションの手を緩めることはない」と述べています。