東京都によりますと、25
日、
都内で
新たに48
人が
新型コロナウイルスに
感染していることが
確認されたということです。
都内では24
日、55
人の
感染が
確認され、
先月25
日に
緊急事態宣言が
解除された
後では
最も多くなっていました。
これで都内で感染が確認された人は、合わせて5943人になりました。
「東京アラート」としての警戒は?
「東京アラート」は、今月2日に感染状況の悪化の兆候が見られるとして、都民に警戒を呼びかけるため初めて出され、9日後の今月11日に解除されました。
「東京アラート」は当初、都が休業要請などを段階的に緩和していくにあたって設けた7つのモニタリング指標のうち、新たな感染者の数や、感染した人の週単位の増加比率など3つの指標の1つでも目安の数値を超えた場合に、ほかの指標も勘案して出すとしていました。
しかし、都は今月12日、飲食店などの休業要請を事実上、全面的に解除したことを受けて、モニタリング指標の見直しを行うことを明らかにしました。
このため都は、今も感染拡大防止の呼びかけは続けているものの、最近の感染状況を以前のモニタリング指標に照らして、再び「東京アラート」として警戒を呼びかけるかどうかの検討は今は行っていないということです。
都は、専門家などから意見を聞いて今月中にも新たなモニタリングの指標を定めることにしています。