富山市で
用水路に
転落して
動けなくなっていた
高齢の
男性を
救助したとして、
地元の
住民5
人と、
男性が
発見される
きっかけとなった
飼い
猫に
警察から
感謝状などが
贈られました。
贈呈式には、
富山市の
山口昭美さん(77)ら5
人とメスの
飼い
猫「ココ」が
参加しました。
警察によりますと、今月16日の午後7時半ごろ、猫の「ココ」が用水路をじっと見つめていたため、不思議に思った山口さんが用水路を確認したところ、あおむけに倒れて動けなくなっていた60代男性を見つけ、近所の住民と協力して救助しました。
男性は、手や足にかすり傷を負いましたが軽傷でした。
用水路は、幅約60センチ、深さ約40センチで、当時水深は15センチと浅かったものの、水の流れが速く、救助が遅くなっていたら命の危険もあったということです。
贈呈式では、富山南警察署の中田聡署長から救助活動に携わった5人に感謝状が贈られるとともに、猫の「ココ」にキャットフードがプレゼントされました。
「ココ」の飼い主の新田知子さん(45)は「『ココ』をきっかけとして男性が助かったことがとてもうれしいですし、『よくやった』と言ってあげたいです。身近な用水路での事故の危険に気付ける機会にもなりました」と話していました。