他の
車の
通行を
妨害する
危険な「あおり
運転」について、
最高で5
年以下の
懲役を
科すなど罰則を
強化した
改正道路交通法が30
日から
施行されます。
改正道路交通法では、
これまで
法的に
定義されていなかったあおり
運転について「
妨害運転」と
規定し、
幅寄せや
急ブレーキ、
執ようなクラクション
などで
危険を
生じさせると
取締りの
対象となります。
罰則は最高で5年以下の懲役または100万円以下の罰金で、さらに、行政処分による免許取り消しの対象になり、一定の期間は再取得できなくなります。
また今回の改正では、自転車についても車と同じように厳しい罰則を科すことにしていて、14歳以上であれば悪質な場合は刑事罰を受ける可能性があります。
警察庁によりますと、車間距離を極端に詰めたなどとして検挙したケースは、去年、全国で1万5065件に上り、前の年を2000件余り上回っています。
全国の警察は悪質な運転の取締りをさらに強化していくことにしています。