大阪府の
関係者によりますと、12
日、
府内で
新たに30
人以上が
新型コロナウイルスに
感染していることが
確認されたということです。
これを
受けて、
府は、
独自に
設けた「
大阪モデル」で、
府民に
警戒を
呼びかける黄色信号を
点灯する
方針を
固めました。
大阪府の
関係者によりますと、12
日、
府内で
新たに30
人以上が
新型コロナウイルスに
感染していることが
確認され、
このうち、
感染経路がわからない
人は20
人以上にのぼるということです。
これによって、府が独自に設けた「大阪モデル」で、府民に警戒を呼びかける黄色信号を点灯する基準に達したということです。
「大阪モデル」では、
▽新たな陽性者が、直近の1週間で120人以上、かつ、その半数以上が週の後半の3日間に出ていること、
▽感染経路が不明な患者数が、直近の1週間の平均で前の週より2倍以上に増加し、
▽その人数が10人以上であることという3つの基準にすべて達した場合は、黄色信号を点灯することになっています。
府内では、新たな感染者が、10日は22人、11日は28人と、若い世代を中心に増加傾向にあるほか、感染経路が不明な患者も増えていて、府は警戒を強めていました。
「大阪モデル」で、黄色信号の基準に達したのは初めてで、吉村知事は、府民に対し、「3密」を避けるなど、感染防止のための適切な行動を呼びかけることにしています。