日本では、マスクや消毒に使うアルコールはほとんど中国から輸入しています。しかし、新しいコロナウイルスがうつった人が増えたため輸入できなくなって、マスクなどが足りなくなりました。1つの国だけで生産することは大きな問題があることがわかりました。
このため政府は、マスクなどの生産を中国の工場だけではなくて、日本や東南アジアで行うことにした会社にお金を出します。日本で生産することにした会社の57件の仕事に、お金を出すことを決めました。
そして、中国で生産していたマスクや自動車の部品を、ベトナムやタイなど東南アジアに分けて生産することにした30件にもお金を出す予定です。政府が出すお金は700億円ぐらいになりそうです。