米ネバダ州南部で現地時間の30日午後3時ごろ、森林火災の消火作業に当たっていた単発機2機が空中衝突しました。米連邦航空局(FAA)が明らかにしました。
衝突事故を起こしたのはエアトラクターAT8T型機です。同州カリエンテ近郊で山火事の消火に当たっていました。カリエンテはラスベガスから約240キロ北東にあります。
FAAによると、いずれの機体にもパイロット1人のみが搭乗していました。パイロットの状況については確認できていません。
事故原因についてはFAAと米国家運輸安全委員会(NTSB)が調査します。
土地管理局によると、同地の森林火災は一晩で約2800ヘクタールの範囲に燃え広がりました。8月5日までには火勢が抑えられる見通しです。出火原因は分かっていません。