東京 葛飾区の
集合住宅で2
日、80
代の
女性が
熱中症の
疑いで
亡くなっていたことが、
警視庁などへの
取材で
分かりました。
熱中症の疑いで死亡した人は東京都内ではこの夏初めてで、こまめに水分をとることや適切な冷房の使用を呼びかけています。警視庁や東京都監察医務院によりますと、2日、東京 葛飾区の集合住宅に住む80代の女性が亡くなり、その後、死因は熱中症の疑いだったことが分かりました。
女性は1人暮らしで、亡くなる前日に体調が悪くなり、近くに住む娘に付き添われて医療機関で点滴などの治療を受けたあと、娘の家で休んでいましたが、その後、再び容体が悪化したということです。
東京都内で熱中症の疑いで死亡した人は、ことしに入って初めてです。
関東地方は、先月は雨や曇りの日が多かった一方、今月1日に梅雨が明けたあとは30度を越える日が続き、まだ暑さに体が慣れず、熱中症の疑いで病院に運ばれる人が相次いでいます。
今後さらに気温が上がることが予想され、消防などはこまめに水分をとり、適切に冷房を使うよう呼びかけています。